返して借りる日 [まほろば大和国]
2週間借りられるので2週間おきに図書館に行っている。
そう書いている今日がちょうど2週間目なので後ほど返しながら借りに行く。
新しい作者を冒険せず。フィクションとノンフィクションを混ぜる。
読んでも読んでも限りなく読んだ事がない作品が出てくる清張作品の多さよ。大空さんが清張作品を選ぶような日が来るかわからないがこれだけ作品があるので少しばかり期待してしまう。
高野さんの冒険野郎度も憧れるが国内にある異国の地に連れて行ってくれるのも良き。
中野さんの名画鑑賞の仕方は本当に面白いし勉強になる。実際に見に行った作品もこの本に幾つか入っているが大きな美術館などで通り過ぎてしまいそうな作品一つ取っても時代背景、作者や依頼者の人間関係、描かれている物の意味など詳細に考察すれば芝居を一本観るぐらい時間がかかるだろう。
マイケルサンデル氏のこの本は特に今の世界情勢で感じるところが大きい。日本語版は2014年に出版されているが市場と道徳について、お金の意味について改めて考える。既に世の中はそうなっているが資本主義という形が新たな局面に入っているのは間違いない。富める者だけ富んでいられる世の中は遅かれ早かれ滅びるだろう。
こちらはその前の2週間で借りた本。
こちらも冒険していない。知った作者ばかりなり。
さて次は何を借りようか。
2021-05-14 15:19
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