配信でナトゥーる

ボリウッド映画のミュージカル要素はそもそもヅカっぽいと思っていたが、

ヅカでやると知って気になっていたので今日は配信観劇することにした。

まだ映画を見ていないが、映画ファンがヅカ版を見て喜んでいる様子を見るとベストマッチだったのだろう。

こうやって新しいヅカファンが誕生するのは嬉しいものである。

ダンス対決の場面が有名という程度の知識だったが、よく村と東京のマチネソワレ公演を踊り続けたものよ。配信観劇後に動画サイトでダンスを真似ている人たちが沢山いるのを知ったが、確かに世界でもこれだけ踊ったのはヅカだけだろう。

ということで今更ではあるが、これが噂のナトゥーか、と早速動画などで学んでやってみた。これはいい、日ごろの運動に追加すれば楽しい気分倍増になるのは間違いない。

出演者だが暁氏が月組の下級生時代のイメージから貫禄あるスターになっていて頼もしい。なんとなく陰のある孤高の人というイメージがあったのだが、それが今回の役に嵌っていた。

礼氏は安定の包容力と優しさで、舞空さんの笑顔は温かく慈悲深く、熱い天飛氏にらんとむ氏の面影を見て、クールな極美氏に壮くんの面影を重ね・・・

ショーは荻田先生のような途切れないストーリー感と迷い込んだサーカス小屋のような魅力的な世界観だった。

音の使い方や照明も独特で先日嵌った月組の万華鏡ともまた違って若い先生の新鮮なショーの誕生が嬉しい。

配信でも観ることができて良かった。