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五日目其の二は妄想しながら [大きなリンゴの木の下で]

そう言えば昨日の記事の回転木馬(言い方が変わっているけども)、年代的にも場所的にも実在の人物であれば正にスコット@「ラストパーティ」がゼルダと又はスコッティと乗っていてもおかしくないなと書いてから思ったので妄想の欠片としてここに追記しておく。

さてヅカの演目発表が気になるところではあるが、五日目其の二をさっさと進める。

一度ホテルに戻って子供たちはお昼寝。シエスタ的な。体力回復を図るとは言ってもいつまでも寝てそうな勢いだったので夕食を食べに行くぞ、と叩き起こして再び地下鉄に乗る。

着いた駅自体が目的の一つである事を子供たちは知らない。

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この駅は東京駅のような存在と思われる。

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色々な映画の舞台になっている駅で歴史もある。

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なんと今年で100周年。ヅカの歴史と重なるような気もするが若い国の100年は大きい。

「ねえ、早く食べに行こうよ。」

娘が急かす。

食べるか寝るかしかないのか君は。

その場で思いを馳せる贅沢な時間なんてものはなかなかもらえないらしい。

日本のコンビニのようなところで日本を感じながら軽く空腹を満たすと次はお小遣いで何か買いたいと言うので再びタイムズスクエアに向かう。

子供たちが目的を果たす間、こちらも目的を。

 

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これが泣く子も黙る(?)あのジーグフェルドフォーリーズの舞台、ニューアムステルダム劇場である。

 

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ちょっとレトロ風にしてみたが1903年築の劇場でありながら今もしっかり現役で使われている。

正しくブロードウェイの象徴となる42nd streetに堂々と建っている様が現役最古の劇場らしさでもある。

そうか、この舞台でジュディが・・・とかロナウドが逃げた地下通路はどの辺に通じているのだろうか、等と「華やかなりし~」の妄想を一瞬にして繰り広げたのは言うまでもない。

 

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しかし満員電車並みに人が多い。

この人ごみを掻き分けながらもう一方の劇場に向かう。

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怪しいエージェントに扮したロナウドがジーグフェルドの妻を引き抜いて“汝詐欺師に用心したまえ~♪ ” と格好良く歌う場面となった劇場である。

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先程の劇場から3ブロックしか離れていない。こちらは1911年築でその後改築されているらしい。

「キャッツ」のロングランでも知られている劇場だ。

ちなみに数日前休憩に使わせてもらったホテルのロビーにこんな部屋があった。

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昔から何かとヅカファン的に幸せになるエリアである事だけは確かである。

目的を達成し満足したところで先に進む。

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馬車も絵になるエリアに移動して目指すのはこちら、

 

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「また上がるの?きっとまた待つんじゃない?」

そんな子供の声は聞くに及ばず。黙って待つべし。

 

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この有名なポスターの元祖はどうやらこのビルらしい。

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お隣にはかつてヅカも公演した劇場が見える。

エンパイアステート程待たされる事なく展望階に上がると、

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この景色が。 

待っている間もエレベータで上がる間も楽しませる工夫がなされていて子供たちは素直に、

「ぜんぜんこっちの方が良いじゃん!」

と絶賛する。

まあそれも両方に上がってみてわかった事。それだけでも知れて良かったではないか。

皆其々に目的を達成し満足のまま五日目を終わる。


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