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不安だろうが、 [東欧便り]

卒業を控えて現地の国家試験を受けながら、

卒業後の行先が決まらず気持ちばかり焦っている娘だが、外国人が海外で就職先を見つける事の大変さは、ジャンルは違うが自分の経験として十分にわかっているつもりなので、焦ってもどうにもならん、と伝えている。


同級生は親族が同業者なのでそのつてを辿っていく人が多く、つてが無くても少なくとも母国に帰る形になるので優先的に就職活動ができるらしい。


娘の場合、小学校から高校を卒業するまで北米で過ごし東欧の大学に進んだので、卒業後は育った地に戻りたいようだ。ただ私が取得した北米での永住権も既に有効期限が切れているので付随した形で娘も永住権を失効している。


よって現状は日本のパスポートを持った海外暮らしの長い日本人、という日本国内外いずれで戦うにしても難しい状況で社会人スタートを切ることになる。本人もいろいろと調べているようだが、時間がかかったとしても需要はどこかにあると思われるのであまり心配はしていない。


確かに卒業後にどこにも所属しない時間が長くなれば不安感は増していくと思うが、研修先や就職先となる国がどこかにあって、その先に求める夢の地があるならいずれなんとかなるだろう。


世界中に火種がある中で世界地図のどこをどう歩いていくのか娘の歩く道を見守っていきたい。

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