風に向かって、 [まほろば大和国]
風が強すぎて飛ばされそうになりながら工場の敷地内を歩く、
いや、この体格で絶対飛ばされることはないだろう、と苦笑いしながら、でも敷地内のベンチが引っくり返っているのを見て少し真剣に構える。
真剣に構えたところで致し方ないのだが、とにかく田舎の駅なので電車を逃すと次が来るまでが長く寒い駅舎で待つところも無いのでもう必死に駅に向かっていく。
駅前にはバスもタクシーもなければコンビニなんてもちろんない、そんなところでもし何かあったらどこでどうやって過ごそうか、少し風が強いだけでもいろいろと考えてしまうが、まあなんとかなるだろう。
最近はどんどん下って行ってほとんど遠足気分になっているが、好奇心だけで日々過ごしているので毎日が楽しく飽きることがない。
2024-01-16 20:16
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