一人旅の楽しさに目覚める [東欧便り]
苦しい試験期間を経て先日無事難関を越えた娘、
まだもう一つ残してはいるが大きなテストは無事終わったのでようやく普通の話ができるようになった。
先日のイタリア男子と夜散歩についてもう少し詳しく聞けたのだが、
イタリアのどこから?という質問に「ブーツの踵」というまさにルディー的な回答があったようで、本当にその通りの言い方だったと若干盛り上がったそうな。
娘と同じ年との事だったがお兄ちゃんと二人旅だったようで、歩き回っている間に心配になったお兄ちゃんから「お前今どこ?」と連絡が入ったとか。
で、2時間歩き回ってミリタリースクールの彼のほうが足が痛くなったのでそこでお開きに。「ミリタリースクールなのに大丈夫か?」と娘。
朝食のお誘いもしてくるイタリア男子だったが、その日娘はチェックアウトしながらシシーミュージアムに向かう予定だったのでさっぱりお別れしたとか。
シシーミュージアムでは一つ一つの説明を読んでは共感し過ぎて涙を流すなど、本人も情緒不安定だったと振り返っているが、シシーから息子に充てた手紙の内容があまりに普通の親過ぎて泣けたし息子も旦那も何やってる!と自由気ままな男子どもに時代を越えて腹を立てていたとか。
今まで一人旅なんて考えられなかった人が勢い余って飛び出した結果、一人旅の楽しさに目覚めたのは良かった。
大きなテストを終えて次のテストまで時間があるので今既に次の旅を計画中のようだが、また旅先からどのような話が届くのか楽しみだ。
2021-10-29 15:58
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