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放牧するのも悪くない [生きる力]

息子無事に高校を卒業する。

卒業式はこの状況下なので各生徒に保護者1名という決まりになっていたがどのみち一人親なのでちょうど良い。


入学の時は私はまだ太平洋のあちら側に居たので母上に中学の卒業式から高校の入学式まで出てもらった。なのでこの卒業式でようやく出番が来たという感じである。


つい先日のようなずっと昔のような娘の卒業式を思い出しながら日本の場合はあんなに砕けた感じじゃないよね、と若干緊張しつつも簡略版の卒業式を体験する。


自由過ぎる学校で自由気ままに過ごした3年間。まだ若い担任の先生は息子のクラスを受け持った時に動物園の園長になったようだったと言っていたが最終的には「放牧する」事にしたようだ。放っておいてもなんとかなってしまう事を知った先生が多分一番成長したのでは?と母上が言っていたが確かにそれは否定できない。


親も子供の成長過程で沢山の学びがあって一緒に成長していくのだ。子供の性格によって育て方も変わるし何が正しくて何が違うかなんて答えはないのだと思う。私もある意味放牧する事を選択しているので、で、次は?どうなるの?という楽しみがある。


この先同級生は世界や日本のあちこちに移動していく。それだけ世界が近くなるというものだ。


帰国して半年で高校に入学して、それから普通に日本人の日本人による日本人のための高校で学ぶのは人知れず大変だった事も沢山あったと思うが、まずは一つの区切りを無事に終了した息子よ、おめでとう。



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