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ある意味宇宙規模 [モザイクな国]

車で20分ほど走らせたところに水上公園がある。ここ数日天気が安定しなかったが、久しぶりに太陽がシャッポーを被ってなかったので子供たちを連れて出かけてみた。

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普通の公園の一角にこういった水遊び場があって、無料で開放されている。このような公園が市内数か所にあるのだが、どこも子供たちで賑わっている。大人にしても午後3時以降に日差しが強くなってくるので仕事帰りの人でもそのままビーチに繰り出すことができる。束の間の夏の日差しを大人も子供も満喫しているようだ。 

さて、そんな青空の下での子供たちの会話である。

「ねえお姉ちゃん、どうして空はずっとつながってるのに天気が違うの?」

「あのさーそれって・・・あれだよ、あの環境ってやつ。ほら地球温暖化だよ。」

「そっかぁ・・・」

「たとえば、インゲン豆をどんどん食べてったら口の中に入りきらなくなるでしょ、そしたらあふれちゃうでしょ。それと一緒なの。車の排気ガスとかね、雲になって重たくなったら雨になって降ってくるんだよ。」

「へーそうなんだ。じゃあさー星は何でできてるの?」

「もーお姉ちゃんに聞かないで少しは自分で考えてみたら。」 

「えー考えられないよー。あっ、でもさ月はチーズでできてるんでしょ?」

「そうそう、それで星は隕石でできてるの。わかった?」

「そっかーすごいね。」

・・・何かが違う。何かが微妙に違う。ボケとかツッコミとか何もないままに進んでいく子供たちの会話。

地球温暖化だとか隕石だとか難しそうな言葉を知っているわりに、月はチーズでできてんのかよ、みたいな。だいたいどうして例え話がインゲン豆なんだよ。

 

そう言えば先日、ごっこ遊びで息子が床に寝転がっている武蔵にこう言ってた。

「武蔵は土星の役ね。土星だからじっとしてて。」

何故か土星。宇宙規模。かなりシュールな配役設定。

子供たちの想像力はどこまでも自由だ。


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