SSブログ

ハイキングにしては・・・ [東欧便り]

暑い夏が過ぎて寒い冬を迎えるまでにハイキングでも行こうかと仲良しメンバーと出掛けてきた娘、

IMG-3857.jpg



いいね、天気は微妙だけど水が澄んでいるのがわかる。


IMG-3869.jpg



岩場のハイキングコースといった感じだ。本人曰く、ここまで上って来るのに4時間経過。



IMG-3875.jpg



下に小さく見えるのは人?自然の雄大さがよくわかる。



yama.jpg


途中から土砂降りになってきたようで、山の天気とは言えど流石雨女。



IMG-1778 (1).jpg



・・・ハイキング?!



IMG-3936.jpg



いやいやいや、これはもうハイキングではないだろう、



f22ba4a3-707f-485f-b58e-aae673a4fa7b.jpg



横に進むのも鎖無しでは危ないし、足場を探すも大きな体格の人種基準なので一歩一歩が命がけだったらしい。


で、頂上に到達したという証拠がこちら、



IMG-1820 (1).jpg


4人で上り始めて、最初の4時間ハイキングコースで2人が脱落、


残る2人は更に4時間、雪混じりの雨降る中このような崖上りを続けて無事到達。


インドア派の高所恐怖症娘がよくやるよ。


ただ登ったら下りなければならないわけで、下りは更に青痣増し増し体験となる。


ようやくハイキングポイントまで下りたところで後ろから美しい歌声が聞こえてきた。


振り返ると地元の人らしき女性2人が傘をさして歌いながら近付いてきてコソコソと何か言っている。


聞けば屈強なスポーツ選手が訓練してから登るコースだったらしく、そこから下りてきた娘を見てたいそう驚かれたらしい。


そんな事より既に暗くなり始めている時にこんな所で美声を聞かせている2人の登場の仕方からして不思議だ、更に2人とも名前が同じで現代の文明の利器についてあまりに疎い。そうか、きっとこの2人は魔女に違いない、と娘は勝手にForest Witchと名付けた。


でも2人が歌っていたのは讃美歌だったようなので魔女という設定は違うような・・・むしろミッドサマー的なほうが・・・そのほうが怖いか。


そんなこんなで地元の美味しい郷土料理などお勧めを聞いて“魔女”とはここで別れた。


ここ、と言ってもまだ山の中腹である。登りは4時間かかっていた付近だが、だいぶ暗くなっているし冬眠前の熊やボブキャットも出るらしいと聞く。という事でここから斜面を小走りで一気に下りていく事にした。


結果登りで4時間かかっていた道を1時間半で下りたようだ。人間必死になればなんとかなるものである。


麓の駐車場では登り時点で途中棄権した2人が待ってくれていた。山頂まで行った2人のうち1人は毎日トレーニングしているマラソンランナー男子なので心配していなかったようだが、娘は全く違うので相当心配させていたらしい。有難い事だ。


無事に下りてこられたのはただラッキーだっただけで、実際はその国で一番高い山であり、かつて歴史上の人物も強い事を証明するために登った山であり、更にその中でも一番難しく険しいルートを選択していたらしいので、何も知らないから登れたのだろうと思う。


学校でも一度登れず引き返した経験のある男子からリスペクトすると言われたらしいが、あくまでも運が良かっただけなのでそのつもりで。


また来週末も同じメンバーでハイキングに行くと言っているが、既に足爪2枚無くなって足裏も水ぶくれ、全身打撲&筋肉痛の状態のようなので今度は楽なハイキングコースに行ってらっしゃい。

コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。