歩くお菓子の日 [モザイクな国]
昨年は初めてのことで勝手がわからず戸惑ったが、今年は大丈夫。
たぶん・・・。
子供たちも朝早くからワクワクしていた。学校からのプリントに仮装してくるようにとある。だから朝から準備に忙しかった。母上が古布で作った二部式の着物に町娘鬘姿の娘。そして古市で見付けた子供の着物に侍鬘姿の息子。仮装と言うよりもThe日本人といった感じである。
娘の学年は仮装行列を兼ねて老人ホームへ、息子のいるキンダーは家族を呼んでハロウィンの発表会をした。私は授業があったので残念ながら参加できなかったのだが、父上と母上が参加してくれた。母上も仮装したいと言ってきかないので、どうぞご自由にと言っておいたら大島紬を着て参加したらしい。それって仮装とは言わないだろう。
大学のほうでも授業をわざと遅れてきて、講義の途中にスリラーの曲と共に登場するマイケルジャクソンな生徒がいたりしていつもと違う盛り上がりを見せていた。
ショッピングモール内の各店でお菓子を配るというので、学校が終わると子供たちと待ち合わせて早速向かった。そりゃあもうすごい騒ぎ。子供はだいたいどんな格好をしても可愛い、だが付き添いの大人も負けてはいない力の入れよう。
この子たちの衣裳は手作りらしい。手作りという人も結構いるようだ。
近所も回った。30件以上。所要時間2時間。
この家は玄関に近づくとスモッグが焚かれてネズミやコウモリの仕掛けが動き出すので息子が近づけない。どうにか呼び鈴を押した、頑張った。が、出てきた家の人がゾンビに化けていて怖さ倍増。
この家以外でも変装して出てくる家主が結構いる。
皆そのままの格好で待機しているのだろうか。想像すると笑えるがご苦労なことである。
さて、本日の成果は。
これで冬眠できると子どもたちは言っている。
これだけあればこっそり食べてもわからないだろう。
少しずついただくとしよう。
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