天然でドラマチック [モザイクな国]
昨日突然に始まった子供たちのショータイム。
息子は甚平姿になり、手には扇子。娘は折り紙を切って作った桜の花びらを手に二段ベッドの上にスタンバイ。
照明係の私がデスク用のライトでスポットを照らすと息子が二段ベッドの下に登場。そして扇子を手に歌い舞う。歌はこの時期に何故か何故なのか“夏も近づく八十八夜~♪ ”っていう「茶摘み」歌。これを熱唱しながら舞う。そしてベッドの上からは娘がお手製の桜の花びらを降らせる。
季節感無視。
この様子を見ながら“舞え舞え~花びらのように~♪ ”という曲が浮かんで妄想劇場に旅立ってしまう私とは違い、父上や母上は大爆笑。「心臓がパンクする」と言いながら涙を流して笑っていた。
だいたい動きがしなっていて茶摘み歌のくせに色っぽい。しかも時折目を流す。どこで覚えたそんな技。母上曰く、「やばい、惚れちゃう。」だそうな。その後アンコールが繰り返されたことは言うまでもない。
思い返せば数か月前、小学校の「Beach Dance Night!」というイベントで息子とムーディーな曲で踊った時、半端なくいい雰囲気を出してきて笑えた上に少し焦った。ドラマ専攻の生徒もこれでは敵わないかもしれない。こいつなかなかいける。
ヅカの見過ぎなのかもしれないが、最近娘にしても息子にしても醸し出すものがますますドラマチックになってきた気がする。夕焼けが綺麗だったのでビーチへ向かったのだが・・・
雲の動きをじっと見ている息子、そしてその先のほうで風を受けて立っている娘。
そんな二人を撮ったらなんだかとてもドラマチックに写ってしまった。
題して「初恋・片思い編」。
息子がこの写真を見て言った。
「なんかさー愛してる彼女を見てるって感じだよね。」
言葉遣いが5歳児にしてはどうよ。
そう言えば時々ウィンクとかしてくる、最近。何それ?瀬奈あさこちゃんの真似?
なんか変な方向にヅカっているような気がして仕方ないのだが・・・。しかも息子が。
明日から始まる学校生活で何が心配って、変な色気を振り撒かないこと、ただそれだけである。
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