あれこれ入用になる

高校卒業を控えて既に大学から入学案内など色々な書類が届き始めている。

授業に使うPCはリンゴマークと決まっているようでその費用がかかるのは諦めるとして、入学式のスーツまで必要になるとは考えてもみなかった。（だって北米はオリエンテーションはあっても入学式なんて無いので。その代わり卒業するのが大変なので卒業式は盛大にやる。娘の居る東欧国も同様である。）

それでなくても息子の学校は専門学校の大学版のような所なので、娘が「私と変わらないじゃん」という親泣かせレベルの学費なのだ。思わずスーツは本当に必要なの？と日本、大学、入学式などで検索をかけて調べてしまった。

結局逃れる術も無さそうなのでスーツを探す事にする。成人式用に男性用のスーツを誂えてもらった娘のを送ってもらおうか、とかレンタルでいいのでは、などと考えたが、想像していたより手軽に揃えられるようなので安心する。

しかし息子の大学進学まで考えていなかったので今更費用のあれこれを考え始めて頭痛が痛い。娘は将来返すという約束の元貸しているが、息子の場合は国内の大学になるので奨学金という名の学資ローンや親が借りる教育ローンなどでカバーしていく形になるだろう。一人親は大変だ。

先日初めて大学のある駅まで行ってみたが、中には入れなかったものの周辺の環境はなんとなくわかった。昭和の飲み屋街のような雑多な雰囲気だが廃墟マニアな帰国子女には響く場所になるような気もしている。第一志望の大学があった静かな森の中のような環境とはまさしく雲泥の差だが、なにより本人が大学行きを楽しみにしているようなので、もう後はなんとかなるだろうと思っている。