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食べて観ては無理。 [大空祐飛・大空ゆうひ]

「アウチ! ノー!・・・」

娘の寝言がついに英語になった。夢の内容が気になるところだが、この吸収力が羨ましい。

大空さんのディナーショーが始まった件について子供たちと話していたら、母上が仲間に入ってきた。「食べ物はどうなの?ディナーっていうぐらいだから食事は重要でしょう。」そうか・・・考えもしなかった。だいたい行けもしないディナーショーなのに食事を気にするという発想が自分にはわからない。昔からお気に入りが出ている舞台を観に行くとなると前日から何も喉を通らなくなる。だからホテル側の経営面を考えずに好きなことを言わせてもらえるなら食事なんて無くても良いわけで、観るのと食べるのは分けてもらいたいと思ってしまう。(実際は食後にショーが始まるわけで分けられているのだろうが。)

まあ行かれる状況にあれば好き勝手言ってないで文句無く行くとは思う。そして両手を挙げて「素晴しい!」というに違いない。ただ食事を楽しむ余裕はないだろう。間違いない。

昔ニューヨークにいた頃、ディナーショーのようなものを経験した。場所はハーレムにあるコットンクラブ。友人のギリシャ人夫婦が取ってくれたチケットだったが、自分たち以外客席も舞台上も皆黒人。当時のハーレムだったら珍しいことではないのだろうが、それにしても観客らしい姿が無くなんだかアットホームな雰囲気だった。香辛料たっぷりのソーセージを食べながらショーがなんとなく始まったのだが、ショーが中盤にさしかかると驚いた事に同じテーブルの人や隣のテーブルの人が次々と舞台に上がっていき楽器を演奏したり歌を歌ったりし始めたのだ。一瞬えっ?何かやらないといけませんか??となって食事どころではなくなったが、どうやらコンテストとショーの混在型のステージだったらしい。皆玄人はだしでパワフルでソウルフルで本気で痺れたのを思い出した。

話は変わるが中学時代ブラスバンド部でテナーサックスを担当していた。ソプラノでもアルトでもバリトンでもなくテナーサックスが良かった。楽器の形と音が格好良いと思ったからだ。で、その次にクールだと思ったのがドラムだった。管楽器チームが怖い先輩たちに腹筋を鍛えられている横で打楽器チームは腕立てをさせられていた。楽器を決める時に究極の選択だなと思ったことを覚えている。

ということでドラマーっすか?SORAさん。ニライカナイ(MAHOROBA)で上腕筋を鍛えたと思った矢先にドラムを選ぶなんてさすが「極めてみせよう男道」と言っただけのことはある。「頑張れ。」(←春から新生活を始めるあなたへ一言。)(from 歌劇3月号)


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