ようやく叶った二人の時間 [生きる力]
間もなく暮れ行く2022年。
おせち料理も届いて、松飾りも済んで、
お正月を迎える準備ができたところに父上の入っている施設から電話が入った。
体調が急変したので救急車を呼ぶ。その間だけなら会えるというのだ。
父上がボケて脱走を試みたりした結果3年半父上と面会させてもらえなかったのに、今になってそれが叶う。
担架に乗せられた父上はやせ細ってしまっていたけれど、意識は朦朧としていたけれどそんな父上の手を握って母上は今までの思いの全てを叫ぶように伝えていた。
救急隊員もくすりと笑ってしまうような愛の叫びだった。受け入れ先の病院がなかなか決まらないのを良い事にずっとそこはスポットの当たった二人の世界だった。
この暮れ行く年の瀬に施設と病院を行ったり来たりしながら、それでも母上は嬉しそうだ。やっと会えた。
父上の娘が合流して今日も面会に行く。
いつもの大晦日ではないけれど、こんな形でも愛に満ちた家族の時間だ。
このブログ、いつ閉じようかと悩みながらもまだ書いている。
だからまだこのまま継続します。
今年もこのブログを見に来てくださりありがとうございました。
2023年が少しでも良い年に変わって行くことを祈りつつ2022年の大きな空生きる力ブログを終わります。
2022-12-31 12:57
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