緩い、緩すぎる、

この状況下なので致し方ないとはいえ、

高校から大学の1年生も終わるという今の今までほとんどずっと家に居てオンラインで授業をしている息子を見ていると、本来なら家から社会へと出て行く途上の弾ける時期のはずなのに・・・と思う。

大学の友だちも出来ないので、と諦めているようで鬱々しているような時も見えて若干心配もしていたが、同じような境遇の高校時代の友だちと連絡を取り合ってオンラインで交換小説のような事をしたり、趣味のお絵描きの練習をしたり、楽器を弄ったりとお宅で文系な遊びを満喫している。

大学もほとんど行っていないように見えて部屋に籠っているだけなので進級できるのか疑問に感じていたが、それなりにやっているようで進級も大丈夫らしい。

しかし実際のところ数少ない学校に行って授業を受けなければならない日の何割かで寝坊して欠席したり、つい最近では財布を忘れて途中まで行ったけれど帰って来てしまったりと緩い状況を見ていたので心配していた。

海外の大学だったら絶対に無理だろう、と思うような甘い考えでいる息子に時々苛々する事もあるが、この状況下でやる気をキープするのもなかなか難しい事だろうと理解する事にした。後は短い試験期間を経て長い春休みに入るらしいが、居心地の良いお宅でオタク生活を続けるらしいので外出制限高めな今のうちだぞ、将来ニート生活を送らないように今のうちに飽きるほどお宅でオタクしておけと言っておく。